9月が終わったのでNFT ART TOKYO終わって抜け殻みたいになってるところから抜け出すためにまとめを書いてみようと思います。お品書きはこんな感じ
OpenSeaの月間のETHでのトレードボリュームから
8月の29.1万から23.5万へ2割減。わりと後半盛り上がってるような気がしていましたがそうでもなかったようです ちなみに日ごとに見るとこのような感じできれいに右肩下がりのトレンドなのでトレンドを上に抜けて行く起爆剤がないと大きく盛り上がっていくのは難しそうかな、、という印象
ちょっと気になったので2021年からのOpenSeaのActiveトレーダー、トレード数、トレードあたりのETHやUSDを調べてみました(ソースはDUNEのこのダッシュボード)
これだけ見てもいまいち分からなそうなのでグラフにしてみる。Activeトレーダーの数と月間の販売数は2021/1から2022/1までの間で何度か大きな波(噂のNFT SUMMER!)がありましたが2022/2以降は出たり入ったりあるけど参加者に大きな変化が無さそうな動きです。2022年から参加の俺涙目
1回の売買の平均額(トレードあたり:赤)と1ヶ月で購入に使った額(一人あたり:青)の推移 青い線の振れ幅が大きいので1回あたりはそんなに変化していないようにも見えますが2021/8のピークと比較すると1回あたりのトレードの額がETHだと1/4、ドル建てで1/8、月間の売買額がETHで1/8、ドル建てで1/16とかなり減ってます。アクティブではあるがお財布が固い(というかあんまり持ってない?)という感じる雰囲気に近い感じかな、と思います。
9月のボリュームランキング上位20件(OpenSea,Gemなどのトータル:ソースのDUNE)はこのような感じでした
OpenSeaの上位10件はこちら。SOLのプロジェクトはMagicEdenも含めたマーケット全体での数字になっているようなのでy00tsやABCが入ってます。QQLは10/1の数字も入っちゃってるのですが今週の数字だけで月間TOP10に入るのはすごい
今月のランクに入っているプロジェクトいくつか振り返り
個人的には涙なしには振り返れないもう持ってないRENGA。9/2にBlack BOXをBURNして入手できるようになってしばらくはそんなに盛り上がらず👇の画像にもありますが一時は0.4ぐらいのフロアをつけましたが、そこからじわじわと盛り上がりボリュームが激増していって10/2時点でフロア2ETHを超えてます。なんでこんなに盛り上がってるのかの反省会は別途開催予定(多分) 👇の情報が見れるProsperCircleのサイトで見れる情報で色々わかるので反省会前にそちらを是非
一時期BAYCを逆転するところまで上がったフロアはじんわりと下がっているのですが3300ETHでの取引をはじめそれ以外にも1000ETH近い取引が数件あってボリュームは上位に。勝手にMoMAが買うコレクションに入るんじゃないか、と妄想してますがそうならなくても価値が激減することがない(そもそも誰もCryptoPunksにロードマップもユーティリティも期待してない)PFPとして存在し続けるんだろうな、いいな、ほしいな、という思いしかないです
SolanaのOG的なプロジェクトの一つのDeGodsのプロジェクトチームが手掛けた第2段プロジェクト。SOLのプロジェクトでしたがmintまでのAL獲得のために作文を書いて応募して、ALに入れる人が公式アカウントで毎日公開される、という新しさとその途中でなぜかアカウントが一斉に凍結されるという謎の動きやmintがちょっと延期になったりポジネガ共々いろいろ話題を作りつつmintも盛り上がったプロジェクトでした。
今のフロアはETHで換算すると約3ETHぐらいかな。今月には開発元の資金調達もあったのでこの先もなんかしらの話題は出てきそうです
事前にはトレードの戦略や立ち回りなどもいろいろと出てざわざわしていた9月のETH界一大イベントだったETHのMerge。無事に終わって完了まで様子見だった人たちがすこしずつトレードに戻ってきた動きが感じられた9月でした。
sudoswapでの取引が伸びてgemなどからも購入できるようになり、X2Y2もクリエイターへの支払いをする/しないをユーザーが選べるようにするなどしたことでプロジェクトの収益や持続性にも影響するクリエイター手数料は必要なのか、仕組みとして組み込むためにはどうしたら良いのか、など議論がもりがってました。
動きとしては独自のマーケットプレイスを作る動きが目立ってきていますが取引が分散するのでホルダーにとってはなかなか難しそう、という印象。QQLのようにコントラクトレベルで特定の取引所をブロックする(というtweetが見当たらなくなっているのでいまはどうなってるか不明・・)動きなども出てきそうです
これまでもNFTのオークションを行いMetaverseと名前をつけたアカウントを作成していたサザビーズに続いてクリスティーズもNFTに本格進出することが発表されました
この他MoMAがピカソやルノワールなどの作品を売却して得た資金でデジタルアートを購入する予定、というニュースもありNFT、デジタルアートが広く認知され資産としても評価されていき参加するコレクターも広がっていくことを予感させる動きが出てきた9月でした
10月以降の今年の残りでなにが盛り上がるのか、まだ見つけられていないですが4Qに入りWolfGameのフルゲームがついにやってくるのでそれを楽しみに過ごしたいと思います。Woolish!!